●2004年11月24日(水)

 関空1030発、台北1230着(時差1時間)の日本アジア航空で、滝本、倉橋、中野、の3人は台湾演奏旅行に出発しました。宮本は大阪センチュリーOrc.の仕事で沖縄にいた為、チャイナエアラインで直接台湾にほぼ同時刻に台北に着いたので、入国審査直前に顔を合わせることができました。

 空港には郭さんが車で(ちなみにスバルでした)迎えに来てくれ、再会を果たしました。彼も今回の台北でのファゴット演奏会をとても楽しみにしていてくれ、準備は既に整っているとのこと、今日は台北に着いた日なので、夕方以降ゆっくりできると思っていたら、「今日しか揃って練習できないので、夜7時から全ての曲を練習するよ」と聞き、ホテルでチェックインした後、息つく暇も無く会場のある國立台北藝術大學に車で向いました。

 この夏、大阪に来たときは台北の学生さんたちが中心でしたが、今回はその学生さんたちに、國家交響樂團、台北市立交響樂團、台北に初めてできた民間のオケである長栄交響樂團等のプロ奏者が加わり、我々4人も含め総勢19名のアンサンブルです。

 

  ホテル、大学の位置関係ですが、全ての移動は郭さんの車でしたので正確な位置はわかりませんが、おおよそを説明しますと、市街地の南に有名な名門國立台北大があり、その近くに我々が泊まった福華國際文教會館(ハワード・インターナショナルハウス)があり、郭さんはこのホテルの近くにお住まいとのこと。(大阪に例えると天王寺の南あたりに位置します。)市内は新御堂のような高架道路が南北を縦断しており、市郊外北(箕面あたり)の山のふもとに広大な敷地を持つ國立台北藝術大學があります。

 ちなみに有名な故宮博物館は北東方向(万博公園あたり?)にあります。芸術大学内には音楽だけでなく、美術、舞踏等、芸術系のあらゆる分野が集まっており、学生寮、学食などの施設も完備されていました。                 

 夕方に大学に到着し、練習前に食事を取ろうと大学内のレストランに入りました。学食に毛の生えたものだと思いきや、本格的なディナーを味わえる、一般の人も利用可能なレストランでした。また、そこからの台北市街の眺めが素晴らしく、大学のレストランとは思えないほどの所でした。

 

 さて、食事もそこそこに7時から練習、大阪で会った人達と再会し、新しい仲間を紹介してもらい、それにもう一方、すでに3年近くここ台北の國家交響樂團のオーボエ奏者として活躍している関西出身の藤原君も駆けつけてくれ(これから4日間、彼にどれだけお世話になったことか・・・)ウェーバーの“魔弾の射手”から練習が始まりました。指揮は大阪ではFgを吹いていた沈 明尚氏。 

 2曲目は大阪で彼らも演奏したハチャトリアンの“ガイーヌ組曲”、何の問題も無く楽しい雰囲気のもと進むと思いきや、あれ、打楽器の学生諸君のリズムが、後打ちが????これは大変、明日もう一回だけの練習しか無いのに大丈夫かな、という不安が・・。

 もう1曲のバッハの“トッカータとフーガ”の練習もそこそこに指揮の沈さん、10時近くまで練習した後も打楽器の特訓が始まりました。我々は先に市内に戻り、大衆食堂で再会と演奏会の成功を祈念して1回目の乾杯。ホテルに戻ったのはもう午前様。長い長い一日が終りました。