●2004年11月26日(金) 本番
   

 さて、いよいよ本番、こちらの習慣で開演時間は1930。残念ながら満席とはいきませんでしたが、学生の他、近所の年配の人々や、小さな子供連れの親子の姿が見え、先程の天才少女?も来てくれ、1曲目の陳氏のソロ(前述)から始まりました。2曲目はこの演奏会の為に書かれた 侯 志正氏の夜曲(8Bsn.Pfのための)で、ここでは郭 先生がソロを受け持っていました。

  3曲目は大阪で初演された江 桂穎さんの「From 1 to 7」という曲。台湾の古い民謡の旋律(郭さんのお父さんが音楽教師をしていた頃、古い民謡を掘り起こし編集した)から出来ており、曲が進むにつれてソロからデュオ、デュオからトリオ・・・・と編成が7重奏まで増えていき、変拍子、キーをたたく音、HighE,Fが出てくる旋律(許 家華さんが見事に演奏)等を取り入れたユニークな曲です。(指揮は作曲者自身でした。)

楽譜を入手しましたので、どなたか日本で再演してみませんか? 

From 1 to 7
カルテット

 そして前半最後は私達のカルテットでした。

 演奏が終るとブラボーの声もかかり客席から楽屋口から暖かい拍手につつまれ、台北に来て演奏できて本当に良かったと痛感しました。

 後半はもちろん全員合奏。指揮の沈 明尚氏は楽屋で最後の最後まで入念にチェックしていましたが、「魔弾の射手」、「トッカータとフーガ」、「ガイーヌ組曲」も倉橋氏の名編曲のもと、前回の大阪での第20回記念演奏会に勝るとも劣らず、人数こそ大阪の1/7でしたが、豊かなハーモニー、そして盛り上がりを見せ、台湾の地において、全く初めての同一楽器(Fg.だけ)の演奏会を成功させることができました。

全員合奏
記念撮影1

 鳴り止まない拍手に答えてアンコールは、シューベルトの「ロザムンデ」より間奏曲を演奏しました。この曲、大阪で初めて100人の演奏会をした時のアンコール曲です。この台湾での演奏会がこれからも続いていくことを、20人で始まったこの演奏会が大阪のように台北でも100人で演奏会ができることを願って演奏しました。

 

 お互いの演奏を称えあい、ステージ上に全員揃って記念写真。何枚も何枚も撮って演奏会の余韻を楽しんでいました。 

記念撮影2