●2004年11月27日(土) 最終日の観光
今日は観光の日として空けていました。郭さんは 私たちを飛行機に乗せて、台湾東側の中部にある花 蓮の町(郭さんの生まれ故郷)へ。
ここは近くに大理石が取れる大峡谷があって風光 明媚な所で案内すると言ってくれたのですが、昨晩 の宴会で“乾杯”をやりすぎた為、午前中は休養を取 り、午後から市内観光をすることになりました。
夕方遅くなってからは、うって変わって台北の下 町、最も古いお寺「龍山寺」とその界隈の夜市をの ぞいてきました。東京で言えば浅草、京都では錦の
昼食は今、台北で一番流行っている日本レストランへ。ちゃん とした日本料理店はこちらでもかなり人気があるのですが、高い 割に量が少ないのが難点。その点、この店はありとあらゆる日本 食(天ぷら・刺身・焼き魚・ちらしずし・茶碗蒸し・土瓶蒸しま で!)が揃っていて、それをバイキング方式で時間無制限で満腹 になるまで食べられるのがウケて、今やお昼時少しでも遅く行く とかなり待たされる程に繁盛しているとのことです。子供連れも 多く、ほとんどが地元の人達のようでした。
ゆっくりと昼食を取った後、これまた今、台北で一番新しいモ ダンな世界一高い台北101ビルへ行きました。上海の88階建 て420.5メートルの金茂ビルよりアンテナ分だけ高いそうですが、 それもすぐどこかの塔に抜かれるそうです。
まだビルの最上階までは上がれませんが、5階までは主にアメ リカ系ファッションの店が数多く入っており、台湾ファッション 最前線といった感じです。
市場、大阪では通天閣界隈といったところでしょう か。まあ様々なお店や露天が出ている中、ひときわ 人が群がっているお店がありました。よく見ると“青 ヘビ研究所”と・・・
ヘビ料理の店で、店先で客寄せに生きたヘビを吊る して生き血をビールで割ったものとを盛んに勧めて いる所でした。
すぐ近くには新鮮な魚を出す台南料理の店があ り、陳さん曰く台北より高雄台南料理の方がおいし いとか。ここでは平気にエビの踊りや活き造りが食 べられるのですから、人間のエゴは勝手なもので す。
夜も更けてきましたがこの台北での旅行、最後の 仕上げは再び足裏マッサージと約一時間半の全身マ ッサージで疲れも取れ、28日(日)帰日の途につき ました。
日本と台湾、わずか2時間あまりのフライト、台湾 がこれほど近く身近なものに感じられ、又、台北の ファゴット界の皆さんと更に友情が深まり益々お互 いの交流が深まることを確信して、この旅行を終え る事ができました。
話のネタにとたった今捌かれた生き血のビール割 りとヘビスープを恐る恐る注文してみました。ヘビ の血は赤色・白色・緑色と三種類あったのですが、 生臭いと聞いていたので一番効き目のありそうな? 赤色のものだけを飲みました。
しかし、飲みやすくどうって事ない味でしたが私達 が飲んだ後、店先では次の様に説明していました。 「赤色は美肌に、白色は目の疲れに、緑色は精力剤 に」と。4人共間違ったものを飲んでしまった?かも しれません。